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野球(千葉ロッテ、高校野球)と競馬(POG)中心の雑記ブログです。音楽・読書なども。

「Good Luck」出版社:ポプラ社【あらすじと感想】

今週のお題「読書の秋」

 

目次

 

本の紹介 

Good Luck

Good Luck

 

緑と四葉のクローバーの美しい表紙が印象的な1冊。 

75か国以上で出版され、日本でも200万部のベストセラーとなりました。

 

 

あらすじ

64歳のマックスは公園のベンチで幼なじみのジムと偶然にも再会します。

2人は家族ぐるみの付き合いをしていましたが、10歳のころにジムたちが黙って引っ越してからは音信不通でした。

54年ぶりに再会した2人は互いの人生を振り返ります。

家族は貧しかったものの、22歳で経営者となってからは順風満帆だったマックス。

一方、祖父から多くの遺産を受け継いだジムは、一家で経営してきた工場が苦しくなり全てを失っていました。

あまりにも対照的な人生に、ジムは自分の運のなさを嘆きます。

そんなジムを見たマックスは運と幸運の違いについて、幸運のクローバーの物語を始めます。

 

印象に残った言葉

 

幸運が訪れないからには、訪れないだけの理由がある。

幸運をつかむためには、自ら下ごしらえをする必要がある。

 

出典:アレックス・ロビラ、フェルナンド・トリアス・デ・べス共著 田内志文訳「Good Luck」2004 p.42

 

幸運のクローバーの物語に登場した、黒いマントの騎士ノットは自ら可能性を閉ざしていたのに対し、白いマントの騎士シドが創意工夫を重ねて幸運のクローバーを手にしたのが印象的でした。

不平不満を言ったり、不幸を嘆くだけではなく、成功の方法や可能性を考えて工夫していくことが大切だと思いました。

 

感想

幸運を自ら作り出すためには、やれることはやってみることが大切だと感じました。

シドの人から学ぶ姿勢と行動力、勇気を感じて、読んでいて前向きな気持ちになれる物語です。

努力の方向性を考えて幸運の下ごしらえをしていこうと思いました。

 

まとめ 

Good Luckはシンプルでありながら心に残る幸運のヒントがたくさん詰まっています。

読みやすいので万人にオススメの1冊です!